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レントゲン撮影画像の例

 2枚の写真はコンクリート躯体のレントゲン撮影画像例です。
 上の画像では撮影画像にコンクリートの中にある電線管と、更にその内部にある電線が見て取れます。

 また、下の画像ではPF管またはCD管と、その内部を通る電線を見ることができます。
 
 コア穿孔(穴あけ)等を行う際に、このような電線の切断事故や、無用な鉄筋の切断等を避けるために、躯体のレントゲン検査を行います。

 

※撮影時はコンクリート躯体の両面に作業スペースが必要です。
 片側からエックス線を照射し、コンクリートを挟み裏側にフィルムを貼り付け撮影します。


注意!!
 レーダでの鉄筋探査などは、片面からのみで検査できますが、このレントゲン検査は医療機関のレントゲンと同じで、被写体を挟んで撮影フィルムを貼る必要があります。

 このため、撮影フィルム(約25㎝角)を設置できないような場所
(たとえば1階の土間や袋になって裏側に人が入れない場所)は撮影出来ません。


☆ 当社では、オリジナルの作業手順書、仕様書、作業報告書などを用意しており、お客様のご要望に細かく対応することができます。

電線管の画像例

 左右に走る3本の電線管が見て取れます。
 電線管内には多数の電線も確認できます。
 十字のメモリと3重の円は計測用に躯体表面に設置した基準版です。
 これを用いて電線管の位置や大きさを推定します。

エックス線発生機

 上のエックス線発生機を使用し撮影していきます。

 当社では国家資格であるエックス線作業主任者が6名常席しており、安全を確保した作業を徹底しています。

撮影状況

床面の撮影例


 床面からX線発生器を1m程度持ち上げ、床を挟んで反対側(天井側)にフィルムを貼り撮影していきます。

エックス線コンクリート透過撮影標準価格

・基本料金 撮影検査 一式 8万円
 (機材搬入、撮影、現像、罫書き(撮像結果の躯体への表示)まで) 
 

・フィルム使用料 1枚につき 2千円
(有効撮影範囲 180mm×200mm)

 



例えば一日に1つの現場で7か所(7枚)撮影する場合
8万+(2千円×7枚)=9万4千円になります。

 ※ 夜間作業の場合は3割増となります。
 ※ 消費税は含みません。

電磁波レーダ探査基本料金

レーダ探査料金 半日以内 3万5千円
          1日  4万5千円

※ 消費税は含みません。

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